寿司屋の下積みが必要なワケが分かった

なんで寿司屋が下積みを大事にさせるのか、なんとなくだけどわかった気がする。

失敗の許容と言うか顧客との向き合い方というか。「覚悟」をつけさせるためなんだよね。その品質で食べさせるための。

食べるというのはお腹を満たす行為だけじゃなく、雰囲気を食べることなんだと思う。

だから、そこに立つための準備という意味が多分に含まれている。完全な新規出店させる話とは違う。

新規出店させるならそれは彼がオーナーだから自由にやって良い。でも、長年やっている店はそういう訳にはいかない。のれん分けだって、味の継承や雰囲気の継承が重要になってくる。

そこが完全にぶっ飛ばされて、すしアカデミーの話に繋がっちゃうわけだからちょっと違うよね、と。

1000円カットだってそう。店舗ビジネスは基本ファンづくりだから、画一化されたそれとはまた違う、文化づくり。これからは全てにおいてそういう独特なものが重要視されてくる時代じゃないかな。

誰にでも、何者かになれる瞬間を演出する時が重要なんだよね。

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」6

ピクサー無料講座「ストーリーテリングの技法」日本語訳その6

カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」の日本語訳を公開いたします。

今回は、レッスン1の6つ目の動画「ストーリーテラーへのアドヴァイス」の翻訳です。

これまでの翻訳はこちらです。

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」1

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」2

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」3

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」4

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」5

※本記事のキャプチャーはすべて、カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」レッスン1の6つ目の動画「ストーリーテラーへのアドヴァイス」からのものです。

動画6:ストーリーテラーへのアドヴァイス


このレッスンのゴールは、あなたに、自分がストーリーテラーだと思ってもらうことでした。お気づきのように、ストーリーを物語ることは困難です。そこで、ピクサーのアーティストから、ちょっとしたアドヴァイスと励ましをもらいましょう。

【新しいストーリーテラーに向けて、なにかアドヴァイスはありますか?】

(サンジェイ・パテル)

高校時代の美術の先生が、ミケランジェロのドローイングを見せながらわたしに言いました。「これらの印はすべてミケランジェロが残したもので、こちらは間違っているもの、こちらは正しい印を探しているときのものです。彼はそれから、手を描くための正しい線を見つけたけれど、これらの印は探求の一部であり、彼はそれを消そうとしませんでした。それでよいのです、それは制作プロセスの一部なのです」と。

 そのときの先生は、「消しゴムとは縁を切りなさい。むしろ、何かを消すためではなく、描くために消しゴムを使いなさい。そうすれば、うまくいっていないときでも、すくなくとも始めたときよりは進歩していることを確かめられます」と語っているようでした。 

(ドミー・シー)

あなたのアイデアが、完璧な状態で出てこなくてもよいのです。あなたを感情的に惹きつけている何かがそこにあるかを突き止めることが重要です。そして、なにかがそこにあるならば、それに取り組み、変え続けることができます。でも、忘れないでほしいのは、そのアイデアへとあなたを導いた最初の感情です。 

(クリステン・レスター)

イデアとはたいてい、思いついた時点では、むしろ〔抽象的な〕観念のようなものです。それは、「もしも……だったら」のなかにあるようなものです。そして、しっかりとした実行可能なアイデアにたどり着く方法とは、それに取り組みつづけることであり、毎回作り変え、毎回努力して、アイデアへと近づいていくことです。

(マーク・アンドリュース)

それは、とても大変な作業で、ちゃんとストーリーを作り上げるまでには、試行錯誤が必要です。なぜなら、あなたを感化し、アイデアを持つに至らせたようなものは、かならずしも他のひとに語りかけるとは限りません。

それを聞き手の頭の中から取り出し、ストーリーが彼らに何を語りかけたのか分析し、また彼らの感情に繋がって、キャラクターに起こっていることに注意を向けさせるようにする一番の方法です。 

(サンジェイ・パテル)

良い知らせがあります。もしも、あなたがそれが大好きなら、ストーリーを語ることが、コミュニケーションをとることが好きなら、絵を描くのが好きなら、あなたは止まろうとはしないでしょうし、それが大事な部分です。

たとえ、進歩していないように思えても、ドローイングの山や、自分の言葉が書かれた紙の束を見れば、それは素晴らしいものです、なぜなら、あなたは進歩しているからです。だから、練習し続けてください。近道はありませんが、それでも、楽しむことができるなら大丈夫です。 

(再びヴァレリー・ラポイントの語り)

きっと今のあなたは、探求したいいくつかの「もしも…」と、それに関わる世界とキャラクターをお持ちでしょう。

次のレッスンでは、キャラクターの作り方と、ピクサーがどのようにアプローチしているのかを深掘りしていきます。


 

ficta.onlineは、ストーリーロジックをテクノロジー化した、世界でも類を見ない最新のサーヴィスです。

これを機に、あなたの「やりたい」を「できた!」に変えましょう!

※本記事は、カーン・アカデミーが掲載している米Pixar社の動画教育コンテンツに許可を得て翻訳し掲載しておりますが、Pixar社が本動画に正式な日本語訳を付与した場合にはそちらが正しいため、本コンテンツの掲載を取りやめる可能性があることをご理解ください。

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」5

ピクサー無料講座「ストーリーテリングの技法」日本語訳その5

カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」の日本語訳を公開いたします。

今回は、レッスン1の5つ目の動画「世界とキャラクター」アクティビティ4の翻訳です。

これまでの翻訳はこちらです。

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」1

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」2

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」3

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」4

※本記事のキャプチャーはすべて、カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」レッスン1の5つ目の動画「世界とキャラクター」アクティビティ4からのものです。

動画5:世界とキャラクター

ヴァレリー・ラポイントの語り)

「もしも…」という文章は、突き詰めると、世界とキャラクターにつながっています。


わたしたちが世界というとき、それは実際には、わたしたちのストーリーが展開される環境や一連のルールのことを意味しています。

それは、文字通りにサンゴ礁だったり、比喩的に少女の心だったりします。

もちろん、キャラクターとは、ストーリーの旅路において、わたしたちが追いかける主体や個人のことです。

「もしも、小さいロボットが地球に残されたら?」

それでは、ピクサーのストーリー・アーティストたちに、印象に残っている世界やキャラクターについて聞いてみましょう。

【どんな世界やキャラクターが好きでしたか?】

(サンジェイ・パテルの回答)

スター・ウォーズ』は、すばらしい「もしも…」という問いを持っています。それは、「もしも、人の心の守護者になろうとする反乱軍がいたら、そして例えば、この種の人間の繊細な感情を一掃しようとする感情を持たないテクノロジーのあいだで続く大戦争があったら」というものです。それこそまさに、あの世界へと私を引き込んだ強力な「もしも…」という問いなのです。

(クリステン・レスターの回答)

トイ・ストーリー』の世界がすばらしいのは、実に美しい成長のメタファーとなっているからです。そして、天才的なのは、外から見ると非常にシンプルなのに、内側は非常に複雑で美しいところです。

だから、『トイ・ストーリー』は、ストーリーを導いてくれるような世界、そして、わたしたちみんなが理解しやすいメタファーを含んだ世界の良い見本だと思います。

(サンジェイ・パテルの回答)

わたしのお気に入りのひとつは、コーエン兄弟の『赤ちゃん泥棒』です。

この世界は、妻と一緒に家庭を築くために、赤ん坊を盗もうとしている主人公の脇役になっています。

このキャラクターは、信じられないほど生き生きしているように感じられて、スクリーンのところに実際に立っているようでしたし、いまだにすごくリアリティがあります。

(ドミー・シーの回答)

わたしにとってはいつも、キャラクターが第一で、世界はその次です。

たとえば、目の見えない人が、ズボンを履き忘れて仕事に出かけてしまうストーリーと、目の見える人がズボンを履き忘れて仕事に出かけてしまうストーリーでは全く異なるでしょう。物や舞台設定などがすべてまったく同じだとしても、二人のキャラクターでは、まったく異なるストーリーになります。

だからわたしにとっては、キャラクターが一番なんです。

(マーク・アンドリュースの回答)

みんな少しずつ違うけれど、わたしの場合は、まず世界にたどり着いて、それからその世界へと入っていくキャラクター、あるいは、そのキャラクターがどんな人になっていくかを探り出します。わたしは、大勢のほかのキャラクターが通り過ぎるために、ステージをセットする必要がありました。それこそが、ストーリーを生みだすための方程式でした。

(再びヴァレリー・ラポイントの語り)

世界が先に来る場合もあれば、キャラクターが先に来る場合もあります。ずれにせよ、世界とキャラクターという二つの要素が出会うとき、ストーリーが生まれます。

それでは、次のエクササイズで、大好きなストーリーのキャラクターと世界を考えて、ウォーミングアップしましょう。

アクティビティ4

エクササイズ4:キャラクターと世界

パートA:お気に入りの3つの映画を思い出してください。それぞれの映画の世界とキャラクターを書き出してみましょう。

・誰がメインキャラクターですか?

・自分を重ね合わせられるキャラクターはいますか?

・その映画はどこを舞台にしていますか?それは、一つの世界ですか、複数の世界ですか?

パートB:違う映画のキャラクターと世界をミックスしてみましょう。何度か試して、どうなるか見てみましょう。

パートC:前のエクササイズで考えた3つの「もしも…」に戻りましょう。そこから「お気に入り」をひとつ選んでください。ありえそうなキャラクターと世界を想像できますか?

パートD(任意):その世界にどんな生き物がいそうか、絵にしたり書いたりしてみましょう。

 


 

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これを機に、あなたの「やりたい」を「できた!」に変えましょう!

※本記事は、カーン・アカデミーが掲載している米Pixar社の動画教育コンテンツに許可を得て翻訳し掲載しておりますが、Pixar社が本動画に正式な日本語訳を付与した場合にはそちらが正しいため、本コンテンツの掲載を取りやめる可能性があることをご理解ください。

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」4

ピクサー無料講座「ストーリーテリングの技法」日本語訳その4

カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」の日本語訳を公開いたします。

今回は、レッスン1のアクティビティ2、4つ目の動画「もしも…」、そして、アクティビティ3の翻訳です。

これまでの翻訳はこちらです。

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」1

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ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」3

※本記事のキャプチャーはすべて、カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」レッスン1のアクティビティ2、4つ目の動画「もしも…」、アクティビティ3からのものです。

アクティビティ2

エクササイズ2:お気に入りの3本の映画

パートA: 無人島に持っていく3本の映画を決めましょう。

パートB: なぜ、それらのストーリーと通じ合っているのですか? それぞれについて、少なくとも1つの理由を考えましょう。

パートC: もしあるとしたら、それら3本の映画が共通して持っているのは何ですか? それらはどう違うのでしょうか?

動画4:もしも…

 

ヴァレリー・ラポイントの語り)

ピクサーの映画には、何百人もの人が関わっていますし、制作には何年もかかりますが、すべては、ある世界とキャラクターについてのシンプルなアイデアから始まります。

(マーク・アンドリュースの回答)

「もしも、宇宙に生命があったら?」

(ドミー・シーの回答)

「もしも、ネズミが高級フレンチを作りたがったら?」

(サンジェイ・パテルの回答)

「もしも、私たちの周りにあるおもちゃが感覚を持っていて、動き出せるとしたら?」

(再びヴァレリー・ラポイントの語り)

これらの「もしも…」という問いは、私たちが探求したいストーリーへと想像力を誘います。

それでは、ストーリー・アーティストたちに、「もしも…」をどのように使っているかを聞いてみましょう。

【なぜ、あなたは「もしも?」と問いたがるのですか?】

(マーク・アンドリュースの回答)

「もしも…」という問いは、本当に想像力を活発にしてくれるものだからです。

(クリステン・レスターの回答)

もっとも優れた「もしも…」とは、ドアのロックを開けるカギのようなものです。

(サンジェイ・パテルの回答)

「もしも…」は、脳のロジカルな部分をシャットダウンしてくれて、脳の夢見る部分と関わらせてくれますし、少なくとも僕にとっては、想像力へのドアを開いてくれます。「もしも…」は、この問いを投げかけて、考えさせてくれます。

だから、「ボクのスーパーチーム」を書いて監督することになったとき、最初に思いついたのは、自分が言いたかったことでした。

「もしも、父親が自分の精神と信仰を持って心のうちに見ているものを、私たちが見ることができたら?」

「もしもそれを、アニメを愛する小さな少年に、ピクサーのテクノロジーで、はっきりと、三次元でそれを見せることができたら?」

わたしは、この大きな「もしも…」で、アート部門の人たちに挑みました。

(再びヴァレリー・ラポイントの語り)

ピクサーでは、これらの「もしも…」は単に楽しいだけではなく、ストーリーのアイデアを伝え、クリエイティブのプロセス全体を始めるシンプルな方法です。だから、ストーリーをこのように簡潔に伝えることが重要なのです。

次のエクササイズでは、「もしも…」という文章で、3本のお気に入りの映画を表現してみましょう。

アクティビティ3

エクササイズ3:「もしも…」

パートA:あなたのお気に入りの3本の映画を、「もしも…」という文章で表現してみましょう。それを(口頭でも文字でも)誰かに伝えて、映画のタイトルを当てられるか試してみましょう。

パートB:それでは、あなたの番です。自分自身の「もしも…」のアイデアを、3個〜5個考えてください。


 

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※本記事は、カーン・アカデミーが掲載している米Pixar社の動画教育コンテンツに許可を得て翻訳し掲載しておりますが、Pixar社が本動画に正式な日本語訳を付与した場合にはそちらが正しいため、本コンテンツの掲載を取りやめる可能性があることをご理解ください。

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」3

ピクサー無料講座「ストーリーテリングの技法」日本語訳その3

カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」の日本語訳を公開いたします。

今回は、レッスン1の1つ目のアクティビティと、3つ目の動画「あなたのお気に入りのストーリー」の翻訳です。

これまでの翻訳はこちらです。

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」1

ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」2

※本記事のキャプチャーはすべて、カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」の「アクティビティ1」「あなたのお気に入りのストーリー」からのものです。

〈更新情報〉3月1日10時に訳注を追記しました。

アクティビティ1

エクササイズ1:思い出を表現しよう

Part A: はっきりと覚えている思い出を考えてましょう。すぐ思い出せるものであるべきです。

Part B: なぜそれをよく覚えているのでしょう? この思い出に、一つかそれ以上の感情を結びつけてみましょう。

PartC: それでは、その思い出と感情を、何らかのかたちで表現してみましょう。ゴールは、「あなたの頭の外へ」それを出すことです。たとえば、次のような表現方法があります。

・話す:知り合いに自分の思い出を話してみましょう。その感情を相手に感じさせられますか?

・書く:1ページ以内で、自分の思い出を書いてみましょう。書かれた言葉は、その感情を表現していますか?

・見せる:線と形だけで自分の思い出を表現してみましょう。それは、その感情を表現していますか? サンプル

動画3:あなたのお気に入りのストーリー

 

ヴァレリー・ラポイントの語り)

トーリーを伝える方法はたくさんあります。

そして、もっともシンプルに言えば、ストーリーとは、時とともに明らかになる一連の出来事や物語です。

それは始まって、何かが起こり、終わります。(※)

[(※)訳注1:アリストテレスの『詩学』に由来する説明の仕方であろう。『詩学』第7章においてアリストテレスは、「巧みに組みたてられた筋〔=出来事の組み立て〕」は、「初めと中間と終わりをもつもの」だと述べている(岩波文庫p.39)]

しかし、いくつかのストーリーは、どのように語られようとも、特別なものを持っています。おそらく、あなたもこれを感じたことがあるでしょう。いくつかのストーリーは、あなたの感情をつかみ、魅了し、引き込みます。

それでは、ピクサーのアーティストから、どんなストーリーに引き込まれたのかを聞いてみましょう。

【あなたが最初に引き込まれたのは、どんなストーリーでしたか?】

(マーク・アンドリュースの回答)

クリスマスの小さなストップモーションです。そして、赤鼻のトナカイのルドルフを初めて見たときに、歌を知ったのを覚えています。しかし、それが描写され、「アイランド・オブ・ロスト・トイズ」の世界で展開していくのを見て、これは人々が期待しているものと違う、ありきたりなものではないと思いました。そして、その〔トナカイへの〕不当な仕打ち[the injustice]がとても効果的だと感じ、子供ながらに感銘を受けました。

(クリステン・レスターの回答)

『リトル・マーメイド』が初めて見たアニメーション映画ですが、それはわたしを、どこか別の場所へ連れて行ってくれました。そして、海の底へ行って泳ぎ、まったく別の人生を生きるという考えに取りつかれてしまったのを覚えています。

(サンジェイ・パテルの回答)

『キリング・フィールド』という映画です。これは戦争映画で、主人公が悪役から逃げなければならないシーンは、30分くらいセリフなしで続きます。20,30分くらいに感じられました。このキャラクターが生き延びようとしているところは目を見張るもので、わたしは釘付けになってしまいました。そして、かれがついに友を見つけ出したときには、泣いてしまったのを覚えています。信じられないほどエモーショナルでした。

(ドミー・シーの回答)

ライオン・キング』です。5歳のときに、ムファサは死んでしまうのを見て、映画館を出なければならないほど、激しいショックを受けてしまったのを覚えています。シンバが体をゆすっても、ムファサは動かず、シンバが起きるよう言っても、ムファサは起き上がらず、横たわったままなのを見た時ほど衝撃的なものは、それまでありませんでした。本当に長いあいだ、トラウマになっていました。このシーンはわたしに少しトラウマを残しましたが、見終わったあとのわたしは、少しだけ成長したのだと思います。

(再びヴァレリー・ラポイントの語り)

あなたは無人島に行くとしましょう。お気に入りの映画のなかから、持っていくものを3つ選べます。何を選びますか? 

次のエクササイズでは、何を持っていくか、そして、なぜそれらのストーリーを持っていく気になったのかを考えましょう。

6つのレッスンすべてのエクササイズで、この3つのストーリーを使いますから、お気に入りを見つける時間を取ってみてください。


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ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」2

ピクサー無料講座「ストーリーテリングの技法」日本語訳その2

カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」の日本語訳を公開いたします。

今回は、レッスン1の2つ目の動画「あなたのユニークな見方」の翻訳です。

※本記事のキャプチャーはすべて、カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」レッスン1の2つ目の動画「あなたのユニークな見方」からのものです。

1-2.「あなたのユニークな見方」

わたしは、ピクサーのストーリー・アーティストを務めるヴァレリー・ラポイントです。ストーリーテリングの最初のレッスンの講師です。このレッスンでは、ピクサーの私たちは、どのようにストーリーを語るのかを紹介します。

6つのレッスンを通じて、あなたは、自分自身のストーリーを作るチャンスを得るでしょう。そして、おおまかなアイデアから、ピクサーで使われているような本格的なストーリーボードを作るところまでいけるでしょう。

どのレッスンでも、ピクサーのストーリー・アーティストたちが、ストーリー開発プロセスについての知見をシェアしてくれます。

ピクサーのクリエイターたちの自己紹介)

わたしはドミー・シーです。ストーリー・アーティストです。

わたしはサンジェイ・パテル、アニメーター兼ストーリーボード・アーティストです。

クリステン・レスターです。ストーリーボード・アーティストです。

ピクサーのディレクター、マーク・アンドリュースです。

(再びヴァレリー・ラポイントの語り)

このビデオのゴールとは、あなたはすでにストーリーテラーだということを、思い出してもらうことです。わたしたちは自然と物語を語っていて、それをこどものころから始めているのです。

このレッスンを始めるにあたって、ピクサーストーリーテラーたちに、ストーリーを語り始めたきっかけを聞いてみましょう。

【質問1:あなたはどのようにして、ストーリーを語り始めましたか?】

(マーク・アンドリュースの回答)

遊び場で物語を作ったり、裏庭で遊びながら(空想の)世界を作り上げたりしていました。それ以来、私は自分のマンガを描き始め、仮病で学校を休んで描いたりしていました。

(クリステン・レスターの回答)

漫画本で見つけた「ベティ・アンド・ベロニカ」の絵をなぞり描きして、服を描き足したりしていました。それを「ベティ・アンド・ベロニカ・ファッションズ」と呼んでいました。母の地下室のどこかに、こういった「ベティ・アンド・ベロニカ」の絵が今も無数にあるはずです。

(サンジェイ・パテルの回答)

中学や高校の美術で出されたポスターの課題は、いつもアメリカ史に関するテーマでした。ですから私にとって、このようにアメリカ史を視覚的に表現するという課題が、ストーリーを語るきっかけとなりました。つまり、「一つの絵だけでストーリーを語る」ということの入り口になったのです。

(ドミー・シーの回答)

小さい頃、描いた絵を人に見せて、その反応を見るのが大好きでした。私が描いたものや語ったストーリーで人々からリアクションを得るのが好きで、もっと反応を得たいと思ってさらにたくさんの絵を描きました。

【質問2:どこからアイデアを得ていますか?】

(サンジェイ・パテルの回答)

大人になるまで、私は自分自身をアイデアのない凡庸な人だと感じていました。アーティストというのは滝のようにたくさんの、無限のアイデアを生まなければいけないといつも思っていました。そして、私自身にはアイデアが全くないと思っていたのです。

(ドミー・シーの回答)

私は自分自身の人生からストーリーやアイデアの着想を得ています。私自身に起こった色々なことについて考えるのです。例えば、「最後に幸せだと感じたのはいつだっけ?」とか、「最後に本当に悲しいと感じたのはいつ?」「私が最後に泣いたのは、また本当に怒ったのはいつ?」というふうに。

(マーク・アンドリュースの回答)

私のストーリーのほとんどが、私個人の経験に基づいています。自分自身の経験には、ストーリーの語り手として、見つけるべき大切なものがあると思っています。それによって私たちは正直になれるのです。私は単にアイデアを集めてつなぎ合わせ、ストーリーを作っているのではありません。どんなストーリーも、すでにそこに用意されているわけではないのです。

(クリステン・レスターの回答)

私自身の経験や、人生においてひらめきを得たと思う瞬間について、時間をかけて一生懸命に考えるというのが一つの方法です。私はそうしてある種の洞察を得たり、何かを学んだりしました。それを世界と分かち合うことが大切だと思うのです。私は、それこそがとても面白いストーリーだと思います。なぜなら、それは自分と自分の経験からしか生まれないからです。

(再びヴァレリー・ラポイントの語り)

あなたと同じ洞察を得られる人はいません。なぜなら、あなたと同じ人生を生きてきた人はいないからです。誰かと同じ人生を生きる人はいません。ですから、誰かと同じようにストーリーを語る人はいないのです。

それが、私たちがみんな持っている強力な力、あなたのユニークな見方だと思ってください。このように世界を見ているのは、あなただけです。

では、あなたの思い出について考えてみてください。あなたの最も恥ずかしい思い出でもいいし、怖い思い出でもいいです。もしくはとても驚いた経験でも。何であれ、あなたがはっきりと覚えている経験にしてください。

この最初のエクササイズでは、この思い出をいろいろな方法で表現していきます。


 

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宗次徳二さんの講話を受けて

経済界倶楽部という、財界向けの雑誌が主催する月例会にご招待いただいたので参加してきました。日頃スタートアップばかりのところで会話しているので、オールドエコノミーに近いところの方と会話するのは、それはそれで新鮮です。

さて、今日の目的は壱番屋創業者「宗次徳二」さんの創業と経営、そして現在の寄付活動にまつわる話を伺うことでした。軽快な語り口に、界王様級のダジャレが飛び出し、楽しい会でしたが、私はその中で非常に心に刻んだ部分が沢山あったので、箇条書きですが書いてみたいと思います。(本人の話を要約していますので、完全にこのままではないことをご承知おきください。また、書籍の内容ともかぶっているとおっしゃっていたので、既に読んでいる方にとっては知っている話かもしれません)

変人経営者になりなさい。誰もやりたがらないことをやりなさい。それを直感で判断し、それに従ってください。少なくとも私はそうやって生きてきました。

 

物欲を満たすのは恥ずかしいと思っています。むしろ、寄付行為こそ最高の贅沢です。

 

IBS」、超がつくほどのいきあたりばったりシステムで、経営してきました。一応システムなんです。

 

とにかく、お客様第一主義で、今風に言えばお客様ファースト主義とでもいいますか、来てくれるお客様にとにかく感謝することです。

 

人生の中で経営が最も成功するものだと思っています。

 

壱番屋は今の社長とハウス食品さんの100カ国2万店構想を聞いて、考え抜いた末にハウス食品の傘下になりました。今年もイギリスとベトナムに出店が決まっています。

 

創業時から値引きしない、おもてなしで勝負する店として頑張ってきました。トッピングもお金を頂戴しています。らっきょうだって30円頂いてます。本当は福神漬けも5円ぐらい頂きたいのですが、それは止めました。たまにカレーの皿に福神漬けを盛ると怒る方がいるので、自分で持って頂く方式に変えました。そしたら、半分ぐらい無くなるんですね。そういう食べ方美味しいのかなと、思う時があります。牛丼でも紅しょうがを沢山盛る人いるでしょう?辛くないのかなと思っています。

 

成功の分母は小さい方がいい。一つ一つ達成しながらクリアしながら分母を大きくしていったらいいです。最初はうまくいかない方がいい、油断しなくなるからです。

 

私、毎朝起きてお店に来て、店の前をお客様達が通り始めると、手を合わせて拝むんです。でも、来店されるとそんなの出来ないじゃないですか。だから、その時は心のなかでお客様を拍手して迎えるようにしていました。

 

さて、経営が良くなったら良くなったで次の目標が出て来るので飽きないですね。目標は1年毎に見直して必ず右肩上がりにすることに集中しています。当時は日商6万円で年1200万/店を初年度で考えて、1500万になったら次の店を建てようと考えました。

 

人生は自己責任です。とにかく地道に真面目にやり続けるしかない。

 

先月、経済界で賞を頂きましたが、普通はお断りするんです。でも、社会貢献賞ということで、寄付することを啓蒙したいために頂きました。私の目標は(ビル)ゲイツになろうということです。寄付の達人になりたいのです。色んな人が会社の目標で社会貢献を歌っていますが、そんな綺麗事をいうならあなたのお金を寄付してくださいというと、今はちょっと・・・というんです。そういう人は絶対に一生やりませんね。

 

社長が一番成功する確率が高い仕事だと思います。例えば音楽家なんかは、幼い頃から天才と呼ばれて頑張って、モントリオール国際とかで賞を取れないとその先が中々難しい。それと比べれば経営の方が確率が高い。

 

社長の姿勢が会社の姿勢であって、それを評価されます。だから、例えば宅配の会社だったら、たまには社長が自ら運んでみてください。個人向けであっても非常に評価されると思いますよ。

 

ニコ(ニコ)キビ(キビ)ハキ(ハキ)の精神でやりましょう。

 

経営は難しい、終わりがない、だから一生懸命やる。そうしていると、物欲が無くなるんですね。そして、お金があるなら人のために使いたい。贅沢はそんなにしたくないんです。このメガネ8万ぐらいしてたんですが、今作っているのがレンズ付きで1万円ちょっと。今日の全身時計こみで37800円。2ヶ月に1回ぐらい1万円を超えるものを食べますが、普段だって数千円のものを食べられればホント満足します。

 

私は独善的でせっかちでなんでも一人で決めるんですが、せっかちなのがが成功の秘訣ですね。どんな業種でも熱心にやりつづける、これが一番の成功の秘訣です。4380時間、つまり12時間x365日やりつづけましょう。もし、30日休みたければ13時間、60日休みたければ14時間働けばよいのです。

 

私は人に喜ばれたいのです。人に喜んでいただけるのが最高の贅沢なんです。

 

いまは辛いかもしれませんが、昨日までのことは一切忘れて、今ほど緩やかな経営環境だと思って、今日から右肩上がりでがんばりましょう。

これ以外にも細かい話はたくさんあったんですが、今の私には非常に心に刺さりました。その後、懇親会があり、誰もいなくなったあたりで宗次さんへお礼を言いに行きました。ずっと他の方とのコミュニケーションを見ていたのですが、名刺は受け取るばかりで、渡していなかったので、渡さず自社の話もせずお礼を言うことにしました。上記の内容から一番心に刺さった、変人たれ、昨日を忘れて明日からの右肩上がりなどの話をすると、「そういう考え方もある」とおっしゃいました。どういうことかなと一瞬考えましたが、つまりそれは、経営者として自分でそこを見つけろと言うことだと思います。宗次さんのストーリーを私は生きているわけではありません。あくまで、私のストーリーを生きているわけであり、自分なりのメソッドを見つけろという言葉だと感じました。

何れにせよ、アーキタイプとしての真の「メンター」と出会えた気がします。頂いたものを糧に明日を生き延びようと思います。

最後に支援されているヴァイオリニスト辻彩奈さんのチケットを頂くことが出来ました。人の縁みたいなものなので3月の公演に伺いたいと思います。

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